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森の観察

森の観察・調査・研究

春到来、幼木たちが枝葉を伸ばし始めました。

2024-05-14
 快晴に恵まれた5月14日(火)、足尾「観察の森」の生長観察を行いました。
 土壌改良地、砂地、赤土地、湿地の条件に合った樹種を植えた「観察の森」では、春の到来を待ち厳しい冬を耐えた木々たち枝を伸ばし、葉を広げ始めました。風に揺れ、太陽の光を吸収しています。枯れた草や落ち葉は、ミミズやササラダニなど土壌動物たちによって分解され、木々に栄養を与えてくれます。
 いち早く花を咲かせたハルジオンにはハナムグリやシジミチョウ、小さな虫たちが蜜を求めて集まっていました。荒廃した土地を耕し地中に空気を入れ、木を植えることで生き物たちが集う環境がつくられます。人間を含む生物たちは森に寄り添って生きていることを感じる観察となりました。
 
観察の森(土壌改良地)
観察の森(砂地)
観察の森(赤土地)
観察の森(湿地)
ハルジオンの蜜を求めるハナムグリ
ハルジオンの蜜を吸うシジミチョウ
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